「ヨコシマ参考図書館」

遂にやりやがってしまいました・・・・他では見れないラインナップ(笑)





「江戸男色考」
柴田肇著 批評社 各2575円

悪所編・若衆編・色道編の三冊が発行されています。
膨大な資料を元にした丁寧な解説が素晴らしいです。
男色史に興味のある方なら是非オススメの逸品です(笑)



「日本における男色の研究」 
平塚良宣著 人間の科学社 1200円

ちょっとまじめな作りですので、なにかを期待して(?)お読みになるとどーかと思いますが「日本書紀」からおすぎとピーコまでを網羅しており。知識として真面目に取り組みたい方向きです。


「美少年尽くし」
佐伯順子著 平凡社 1600円

「田夫物語」「男色大鑑」などの古典を現代風に訳して紹介してくれています。
文章も軽い感じなので、比較的読みやすいです。所々に最近のゲイに関する話題も織り交ぜてあり、かなりオススメです。


「古代ギリシャの同性愛」
ケネス・ドーヴァー著 中務哲郎/下田立行訳 
リブロポート 3914円

古代ギリシャの第一研究者が、膨大な資料と豊富な知識に基づいて古代ギリシャの同性愛の真実に迫っています。
かなり、学術的内容なので、たぶんに読みづらいですが、それを差し引いても非常に興味深い内容です。


「同性愛の社会史-イギリス・ルネサンス」
アラン・ブレイ著 田口孝夫/山本雅男訳 彩流社 2500円

近代初期のイギリスで日常的に同性愛行為が行われていた事の事実と、そしてその頃初めて「同性愛者」という一概念が生まれたと云うことを知らしめています。う〜ん、オスカーワイルドって感じかぁ〜


「プルーストと同性愛の世界」
原田武著 せりか書房 2987円

同性愛というものが「失われた時を求めて」の中でいかに重要なモチベーションになっているかを判りやすく、そして事細かく分析しています。
また同性愛と社会の関わりも、まとめてあり、比較的読みやすいです。


「中国の性愛テクノロジー」
大沢昇著 青弓社 2100円

中国における性の歴史を読みやすく解説。その中にはなんと古典ポルノや春画の紹介も・・(笑)なかでも、同性愛やSMなどの行為も実におおらかに、そしてオープンに営まれていたようでかなり興味深い。


いかがでしたでしょうか?
興味を持たれたモノはおありですか?(笑)
たぶん、こちらでご紹介したものは大きな図書館とか行くと、比較的入手出来ると思います。検索なんかで見てみて下さいましねっ。



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