華報倶楽部号外 1999年冬期 吉日

探偵青猫大陸に進出す!

「探偵青猫こと青猫恭二郎男爵が、ああ見えても実は凄腕の探偵であるということは皆様衆知のことだろう。

これは1999年に出版された「探偵青猫」第巻の中でも立証済みである。

男爵の西欧の香りを漂わせた洒落と機知をを兼備えた横顔に、彩りを添えている、情にもろい浪漫ちすとぶりに、心ひかれ
事件簿、第四譚「夢歩く猫の恋人」では、涙を流した貴兄も数多いることだろう。

また、彼の子供っぽくていたずら好の、人から憎まれることの出来ないオプティミストぶりは、この時代にあって、実に魅力的に写るものである。

さて、この愛すべき我らが「探偵青猫」がこのたび、遠い異国の地「韓国」でも紹介されることと相成った。

当然のことながら、それは海賊版と云うような無漢を装うものではなく、正統な筋道での進行である。

この業績は誠に筆舌しがたいものである。

遙か彼の地でも、青猫男爵の魅力の花開かんことを願い、また多くの婦女子の心を捉えるであろう事に羨望の目を向けつつ、
我が帝國日本を代表する、敏腕探偵「青猫恭二郎男爵」の益々の活躍を此処に期待し、その活躍ぶりを広く公言するのもである。

また年末年始の休暇のおり「韓国」へ渡る御用向きの貴兄は、是非ともRUBY COMICSより発行されている「探偵青猫」を探して見ることをお勧めする次第である。

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